一倉徹

Data Management General

デジタル庁の事業所ベース・レジストリ整備の中断について

デジタル庁については,期待もあり,また,人材募集や組織図を見ていて,不安も覚えるというのが正直なところである。今回は,かつての特許庁のような大惨事に陥ることなく仕切り直しとなったことは評価する向きもあるが,それでも,中断に至った原因を分析し...
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COVID-19でマイナンバーを考える

コロナでの日本(あえて日本政府でなく、日本と書きました)の対応で一番情けないのは、政府や地方自治体でデータが寸断され、必要な情報を得るのに時間がかかる、いや時間がかかっても正確な情報が得られないことです。様々な原因があって、いまだにFAXを...
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サブジェクトエリアを考える

大規模なデータモデリングを行う場合,データモデルをいくつかに分割して作成するのが一般的である。この部分図を,データモデリングツールではサブジェクトエリア(ERwin),あるいはサブモデル(ER/Studio)と呼んでいる。以下,このBlog...
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マネジメントへの挑戦

データ管理は何のためにやるのでしょうか?企業であれば,競争に打ち勝つため,極論をいうと生き抜くためのマネジメントの一環だと私は思っています。であれば,データに携わる我々はもっと経営について関心をもつべきかと思います。ということで,今年のお正...
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ワインのデータモデル

DAMA日本支部データモデル分科会では、データモデルについてであれば、DMBOKの枠にとらわれずに様々な話題を取り上げて議論・情報共有をしています。今年度は具体的なモデルについて、それぞれの考え方を議論・共有するという取り組みもしています。...
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データモデルのスコープを広げよう

小規模なシステムで,単独で稼働するようなものであればデータモデルはDB設計の前段と捉えてもそれほど問題にならないが,企業や政府のシステムは複雑で,多数のシステムから構成されているため,全体を見通すことが難しい。企業合併や買収もあると,システ...