DQMワークシート チュートリアル資料のご紹介

DQMワークシートのチュートリアル資料とは

第8分科会では、DMBOKのデータクオリティマネジメントについて、「DMBOKのアクティビティに沿って活動すると具体的な成果物イメージはどうなるのか?」ということで、成果物としてのワークシートを整備してきました。
成果物の公開ページ

こちらについては、以前のブログで概要と一部のシートについてご紹介しています。よろしければご参照ください。
データ品質管理の具体的な成果物
データ品質管理の具体的な成果物(その2)

ワークシートの整備自体は数年前に完了しましたが、「どう埋めていくのかわかりづらいのでは?」という声もあり、最近の第8分科会ではワークシートのチュートリアル資料を整備してきました。 今回はそのチュートリアル資料をご紹介したいと思います(資料自体はワークシートと同じ 成果物の公開ページ からダウンロード可能です)。

チュートリアル資料の内容

チュートリアル資料の目次とワークシートは下図のように対応しています。
冒頭のオーバービューでの全体説明以降は、DQMワークシートと対応した章立てになっています。

Step1~4の各章では、それぞれのワークシートの概説として、作業概要や項目間のインプット-アウトプットの関係を示してから、作業ブロック(1つのタスクで検討する項目群)について、どのような検討を行い、どのような観点で項目を記載するのかを解説しています。
資料の基本的な構成は下記の通りです。

チュートリアル資料を見ながらワークシートに沿って検討を進めることで、ワークシートだけで見るよりも前作業とのつながりや検討上の注意点が分かりやすくなっているのではないかと思います。

また、各作業に関わる考慮点や検討内容のイメージなどをTipsとして盛り込んでいます。
例えば、Step4の運用整備に関するTipsとしては下記のようなフローのイメージを付けています。

もちろん、このTipsについては、組織によって役割分担や責任範囲の考え方が違うのであくまでも例となりますが、こうしたTipsはデータクオリティマネジメントに取り組む際の検討のヒントになるのではないかと考えています。

是非ご活用ください!

今回ご紹介したチュートリアル資料とワークシートは、DAMA日本支部のHPで無料公開しています。 DMBOKだけではつかみづらい具体的な成果物イメージを整理してきていますので、 これからデータクオリティマネジメントに取り組まれようとされている方に是非ご活用いただければ幸いです。

最後に、この場を借りて、今回のチュートリアル資料作成にご協力いただいた第8分科会のメンバーの方々に感謝をしたいと思います。
ありがとうございました!

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